1900年代初期の、チェコのボヘミア製のホワイト・ハート連、アジア渡り2

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19世紀後半からベネチアでは、アフリカとの交易ビーズとして、赤や青のホワイト・ハート(軸は白で、胎は、赤や青など)が制作されました。赤のホワイト・ハートは、サンゴを模したビーズとしてベネチアのムラーノ島で当初、制作され、ボヘミアなどでも制作されました。本品は、ボヘミア制作のホワイト・ハートと見なされます。
 本品は、約15年前にネパールのカトマンズを訪ねた時、しっかりした作りの店で入手しました。ホワイト・ハートは、アフリカ交易ビーズとして有名ですが、南アジアや東南アジアの山岳民族、インドのナガやミャンマーのチンなどにも流入しました。ネパールにも、ナガなどから流入し、本品もこうした経緯を経た、アジア渡りホワイト・ハートです。
 本品のクリアな赤は、光をかざしてみると明るめの赤になりますが、なにかに置いて光の中で見ると、黒みがかった、落ち着いた赤とあり、気品を感じさせる赤となります。気品のある赤が、100年以上、アフリカ、アジア、そして近年では世界中で好まれる理由かと思われます。
現代もホワイト・ハートが製造されていますが、本品のそれぞれの胎に含まれる気泡は、ガラスの融解温度が比較的低いなかで制作された証です。
 小さな胎に3つほど気泡も見られ、個性を演出しています。形のやや不揃い、また、なかには被せ赤(結び目から3つめ)に小さな膨らみなども見られ、手作り風合いが見られ、現代モノにない温かみを感じさせてくれます。自然光の下で撮影していますが、背景白の方が、実際のビーズに近い色になっています。背景黒では、ややクリアな赤になっています。
 カトマンズなど、近隣地域として自由に訪問できたころの神秘の国、ネパールなどへの旅の想いを、赤のホワイト・ハート連に重ね、また、アフリカ交易ビーズも思い浮かべていただける、興味深いビーズの連です。なお、洗浄していただければ、制作当時の状態が再現されます。また、参考までに、もう一つのホワイト・ハートの連の画像を掲載します。ほぼ同じ色合いですが、こちらの方がやや黒がった赤のようにも見えます。

 約69㌢ 右上約3㍉ 幅 約4㍉ 孔径 約1.5㍉ 約230個

カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品
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